更級 日記 あこがれ。 更級日記『門出(あこがれ)』品詞分解のみ

月もいででやみに暮れたる姨捨に 何とて今宵たづね来つるらむ この姨捨山は夫が晩年に国司を務めた信濃国の更級郡にあり、作品名の由来となりました。

どうして、どのようにして、どういうわけで。

心ぼそうきこゆ。

さいふやうあり」と おほせられければ、かしこくおそろ しと思けれど、さるべきにやありけむ、 おいたてまつりてくだるに、ろんなく 人をひてくらむと思て、その夜、勢 多のはしのもとに、この宮をすへたて まつりて、せたのはしをひとまばかり こぼちて、それをとびこえて、この宮 をかきおいたてまつりて、七日七夜と いふに、むさしのくににいきつきにけり。

はらへなどしてのぼる。

廿三日、はかなく くもけぶりになす夜、こぞの秋、 いみじくしたて、かしづかれて、うちそひ てくだりしを見やりしを、いとくろき きぬのうへに、ゆゝしげなるものを きて、くるまのともに、なくなくあゆみ いでゝゆくを、見いだして思いづる 心地、すべてたとへむ方なきまゝ に、やがて夢ぢにまどひてぞ思に、 その人やみにけむかし。

きくの こくうすき八ばかりに、こきかいねり をうへにきたり。

) その他については下記の関連記事をご覧下さい。

ひじりなどすら、さきの世のことゆめ に見るは、いとかたかなるを、いとかう、 あとはかないやうに、はかばかしからぬ心地 に、ゆめに見るやう、きよ水のらい 堂にゐたれば、別当とおぼしき人 いできて、「そこはさきの生に、このみ てらのそうにてなむありし。

つぼねしてこのたびは日 ごろさぶらふ。