源氏 物語 若紫。 源氏物語 第五帖 若紫 目次

祈祷後に外に出てみると、僧坊(お坊さんが生活する建物)がいくつかあるのが見えます。

道理で藤壷の宮に似ているはずだと源氏は会得し、少女を託してはくれないかとそれとなく僧都に言ってみるが、本気にされない。

そして「若紫」は後編へ続きます そして、女房が二人ほどいる他、女童たちが出たり入ったりして遊んでいる
四十ぐらいで、色は非常に白くて上品に 痩 ( や )せてはいるが 頬 ( ほお )のあたりはふっくりとして、目つきの美しいのとともに、短く切り捨ててある髪の 裾 ( すそ )のそろったのが、かえって長い髪よりも 艶 ( えん )なものであるという感じを与えた 源氏の君にものを言うような晴れがましいこと、私には何もお返辞なんかできるものではない」 尼君はこう言っていた
この訪問が目的で来たと最初言わせたので、そのあとでまた惟光がはいって行って、 「主人が自身でお見舞いにおいでになりました」 と言った 全54帖からなる源氏物語は原本が失われ、代わりに内容を今に伝える数々の写本のうち、「若紫」はこれまで、およそ450年後の室町時代に書き写されたものが紫式部のオリジナルの表現に近いものとして、最も信頼できるとされてきました
前の 按察使 ( あぜち )大納言はもうずっと早く 亡 ( な )くなったのでございますからご存じはありますまい この帖は、光源氏が、のちの妻となる少女時代の紫の上と出会う場面から始まるが、並行して光源氏と藤壺のせつない逢瀬も語られている
「それは非常に結構なことでございますが、まだまだとても幼稚なものでございますから、仮にもお手もとへなど迎えていただけるものではありません 光源氏が北山へ向かった時の景色は「山の桜はまださかり」
明石の君の噂話 源氏十八才の三月 そして、何十年もしてからこの向こう見ずの行為を思い出して、愕然と頭を抱えることになります…
窮屈 ( きゅうくつ )な境遇の源氏はこうした山歩きの経験がなくて、何事も皆珍しくおもしろく思われた 源氏は今の悩みを思い、未来も苦しみ続けるのでは、と自らを凝視します
垣根の隙間から覗くと、見るからに身分の高そうな尼がお勤めをしているのが目に入る 聖人は源氏を 護 ( まも )る法のこめられてある 独鈷 ( どっこ )を献上した
光源氏は少女を見初めて、なかば強引に自邸へと引き取る 「この座敷はあまり 開 ( あ )けひろげ過ぎています
藤の花も紫色 雀を 籠 ( かご )に入れておいたりすることは仏様のお喜びにならないことだと私はいつも言っているのに」 と尼君は言って、また、 「ここへ」 と言うと美しい子は下へすわった
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54帖からなる物語のうち、定家の写本が確認されていたのは、加賀の前田家などに伝わった「花散里(はなちるさと)」「行幸(みゆき)」「柏木」「早蕨(さわらび)」の4帖(いずれも重要文化財)だけで、新たな帖の確認は昭和初期以来の約80年ぶりという。 美男子でお金と権力があるという設定なので、女性読者から受け入れられてますけれどもね・・・ 女の子が可哀想とか、藤壺の女御の代わりにしたらダメだ・・・。 源氏はその寺を出て少しの散歩を試みた。 「見苦しい所でございますが、せめて御厚志のお礼を申し上げませんではと存じまして、 思召 ( おぼしめ )しでもございませんでしょうが、こんな 部屋 ( へや )などにお通しいたしまして」 という 挨拶 ( あいさつ )を家の者がした。 髪は扇を広げたようにゆらゆらとして、顔を、手でこすってひどく赤くして立っています。